GoogleのMotorola買収から一週間経ったので

GoogleMotorolaを買収してから一週間が経ちました。
これは携帯電話に関する特許を狙ったものだと考えられています。
Motorolaといえば、数年前まで世界の携帯電話市場では5本の指に入るほどの
シェアを持ったメーカーでした。2008年時点では5位です。ちなみに昨年は8位でした。
iPhone3Gが日本で発売されたのが2008年ですから、スマートフォンの普及が本格的に始まって
3年程で市場が大きく変化したことがわかります。

今月の始めには東芝の携帯電話撤退が発表されました。
やはりパイの小さい日本市場だけでは収益を確保出来ないと判断したのでしょう。
東芝の携帯電話部門は合弁先である富士通に売却されるそうです。
ちなみに業界最大手NOKIAも今後はWP7OSに注力すると発表しています。

再編が進んできましたね。

GoogleのAndroidOSがスマートフォン市場でトップのシェアを取り、
Android勢はAppleやRIMよりも優勢に見えました。
しかしながら、Googleだけが儲かり、製造メーカーは儲からず、
おまけに競合他社から特許関連で訴えられるという災難にあっていました。
そこで、GoogleMotorolaを買収することで特許を包囲し、他社に対抗するようです。

結局は日本メーカーにしろ、NOKIAモトローラにしろ、
自社でOSを開発出来ないことにより変革を迫られている印象です。


GoogleMotorola買収により、製造メーカーは特許リスクを気にせず
スマートフォンの開発が出来るようになりました。
ということで、今後はOS以外のところで差別化をしていくのが良さそうです。
サムスンやHTCは高スペックで、ソニエリやカシオは独自の技術を活かしたブランドで。
富士通SHARPなどの国内メーカーは「ガラスマ」なのでしょうか。。。

日本メーカーはNECのMEDIASのような海外でも通用するキャラクターを
持った製品を開発していくことになるのでしょう。

NHK見たよ!

NHKの「NHKスペシャル・新エネルギー覇権争奪戦 〜日本企業の闘い〜」という番組を見ました。
アメリカの大企業やベンチャー企業、韓国LG、日本の日立が、原発依存ではない、
新しい町づくりを模索し、そのノウハウをビジネスモデルとして展開している、という内容でした。

僕の番組を見た感想は
「東北がスマートシティ化するきっかけになるのではないか」

番組の冒頭では、なかなか復興の進まない福島県相馬市が取り上げられ、
スマートシティ化に向けた取り組みが紹介されていました。


スマートシティというのは、簡単に言うと
自然エネルギーとそれを効率化し、環境に配慮した町づくり」
のことです。
日本では千葉県の「柏の葉キャンパスシティ」や
神奈川県の「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」
があります。どちらもまだ開発途上ですが・・・。
ちなみに「サスティナブル」とは「持続可能な」という意味。
そういえば「サスティナブル・ツーリズム」という言葉を聞いたことがあります。
これは簡単に言うと「環境に配慮した観光」のことです。


ということで、「サスティナブル」は、いまのトレンドみたいですね。
ちなみに経済学で言うと「環境経済学」の分野だそうです。

「サスティナブル」で検索すると観光や建築など、多様な分野がヒットします。
これからは様々な業種で「サスティナブル」が必要とされそうです。
そしてこれは東北地方の復興には欠かせないエッセンスでしょう。


とはいえ、各分野でどのような取り組みがなされているのか…勉強不足です。
少し、関連した本でも読んでみようかと思います。

就職活動を始める前にアイドルの話しをしたい

今年は12月から就職活動が本格的に始まります。
就職活動に向けて、思考をブログとして文字に書きおこしておけば、あとで読みなおしたときに面白そうだな、
という理由でブログを始めることにしました。


さて、初っ端の話題ですが、今日はアイドルについて書くことにします。
就活はあまり関係ないです。
昨年はアイドル豊作の一年でした。
AKB48のブレークだけでなく、派生のSDN48や、KARAや少女時代と言った韓流アイドル、エイベックス系の東京女子流など
様々なアイドルがデビューしました。
今年は「ぱすぽ」や「きゃりーぱみゅぱみゅ」がヒットしそうな予感です。

アイドルというのは時代を反映します。
70年代までは山口百恵キャンディーズなど、ソロあるいは少人数のアイドルが全盛でした。
80年代といえばおニャン子クラブが有名ですが、80年代終盤から90年代初頭はアイドル氷河期でした。
90年代前半は小室ファミリーと呼ばれるアイドルがヒットし、音楽性が重視される時代になりました。
そして90年代後半のモー娘。ブーム以降、アイドルは大人数のグループでかつ、
キャラクター性と音楽性の両方が重視される時代になりました。
その後アイドルは多角化し、〇〇アイドルが人気を博します。

00年代初頭のつんく系アイドルの後、音楽アイドルはPerfumeまで大きなヒットはありませんでした。
また、そのPerfumeも正統派アイドルというよりは、どちらかと言えばロキノン系でした。
つんくファミリーもかつての勢いを失くし、正統派アイドル不在の時代…そこに現れたのがAKB48でした。
AKB48秋葉原を拠点に熱狂的なファンを獲得し、大ヒットしました。
ここには「会いにいけるアイドル」というコンセプトの成功が大きかったと言えます。
好みが多様化した時代、好みの子に会いにいける、というのは
ファンとアイドルの距離が近づいた時代を象徴しているように見えます。
アイドルのキャラクターだけに頼らず、コンセプトで勝負。
これがいまどきのアイドルのトレンドと言えます。

ファンとの距離と多様化に対応するために、
これからのアイドルはよりソーシャルメディアTwitterFacebook)等を使ってPRをしていくことになるのではないかと思います。
KARAや少女時代といった韓流アイドルに対抗するため、和製アイドルはどうしていくのでしょうか。
これからの戦いに期待です。